茜径のブログ

介護とイラストなんかをアップしていく

介護備忘録6

私が退院し、そんな祖父の入浴介助を行いつつ、腫瘍がみつかった叔母が、検体を採取する手術をするため再度入院ということもありました。

腫瘍がかなり大きいのもあり、ついでに取れるところも取ったので予定では1時間の予定の手術でしたが、3時間以上の長いものでした。

そのせいで飽きてしまった祖父は、「まだ終わらないのか?けぇんべや」と何度も言う始末…。

珍しい種類の癌だったらしく、担当の先生「サンプルに是非欲しい」とハイテンションで語っていました。


私も含め介護従事者、医療従事者は、カレー食べながらうん○の話したり、スプラッタ見ながら焼きにくくいてえという感覚があるように感じる人が多いように思います。

「取れた癌細胞がこれです☆」と何の覚悟もなしに一般人に採取した物を見せるのは良くないと思いました。

咄嗟に祖父の目を隠したので大丈夫でしたが、下手すると失神する人もいるのでちゃんと大丈夫か確認して欲しいなと思いました。


結局癌はかなり進行していたので、その日の手術では取りきれませんでした。