茜径のブログ

介護とイラストなんかをアップしていく

介護備忘録5

よく、年を取ると脂が若い頃と比べると少なくなるとか、体臭が少なくなるとか言いますがそんな事はないと感じます。

そういう風に云うと、ちゃんとお風呂いれてないとか言われちゃいそうですが打ちの祖父に関しては、体臭も脂も88になりますが未だに強いです。


柿渋と炭を使った高級な固形石鹸(体臭と脂が多い人用)を使って、頭、顔、身体を2回づつ洗っても、お風呂に浸かると脂が浮く体質のためお風呂はかなり重労働。

自分からなかなか洗おうとしないのも大きい要因です。

家族で手分けするにしてもなかなかに大変な作業です。


対して祖母はほとんど体臭もなく、自分から身体も洗いますし、出来ないところのサポートで済むのでかなり楽でした。


個人差が大きいのが子育ても介護も同じに感じます。

ただ、介護は対象の身体が大きいのでより大変。

介護備忘録4

昨日の続きです。


膝の皿を骨折した祖父は、担当医に云われた注意点。

○基本ベッドで安静にして、骨折した足は上げておく

○ギブスで固定していないのでサポーターは清拭するとき以外外さない

○お風呂は入れない

○出来るだけ歩かない

以上でしたが、お風呂以外全部云うこと聞かずにいました。


もはやお約束の祖母の「よすだよ!じいさん!!」が聞こえると部屋に飛んでいく毎日。

身体が肝臓を壊していたせいもあり、怠いなかの対応なので清拭するだけでもとにかく辛かったです。


6月上旬になり、糖尿病と肝機能障害が重症と正式に診断が出た時に担当医に言われたのが「今すぐ入院」という一言でした。

しかし、私も介護と闘病中といっても就活中でもありました。

丁度ハローワークから職業訓練の案内を貰っていて、その締め切りが入院してしまうと締め切りが間に合わなくなってしまうので、1日だけ待って欲しいと頼み込み3日後ならと何とか承諾を貰いました。

その間に職業訓練校の願書を提出し、入院に必要な物を揃えて3日後入院しました。

当初、入院は14日間の予定でしたが、お金も心配だったので根性でインスリン注射を覚えて、症状が大分改善された9日目で退院することが出来ました。


退院後、祖父母の介護をしながら、訓練校の面接を受けて合格し、8月より入校が決まったのでした。

介護備忘録3

日にちまたいでしまいましたが、続きです。


ずっと下痢と、定期的な血便があったので、先ずはそちらを診てもらいました。

過敏性腸症候群と診断され薬で大分症状が収まったので、甲状腺の方の検査も行いました。


辞める前、伊藤病院で調べてもらってはいましたが、辛い倦怠感に納得いかず、セカンドオピニオンで別の病院に。

そこで、検査していただいたところγ-GBTと血糖値の方に問題あるのでそちらを専門の病院で診てもらうようにいわれ、近所の病院で糖尿病と診断されました。

セカンドオピニオンの時にここまで数値が高いなら数値が異常が分かったはずといわれました。

検査したときどこも悪くないっていってたじゃん…と伊藤病院に文句言いたいとこでした。


4年前の5月も後半に差し掛かったある日、朝の散歩を日課にしていた祖父が玄関で転び、膝の皿を骨折。

あまり早朝の散歩は控えて欲しいと散歩につれていく父に散々言っていたのに…。

幸いなことに腱でギリギリ繋がっていたので手術しないですんだのですが、いかんせんアルツハイマーの祖父は骨折していることを忘れるのでサポーターを勝手にとってしまう始末。

担当した先生にサポーターを取ってしまって腱が切れると手術が必要と言われても本人はどこ吹く風。

隣で寝ている祖母が祖父が異常な行動する度に、「よすだよ!じいさん!!」と叫び声が20分おきぐらいにし、その度に駆けつけて対応行う地獄のような日々が始まったのでした。


今日の更新に続きます。